ワクワクで魔法なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのワクワクで魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月23日の時点で一番のワクワクで魔法なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.5 1 ワクワクで魔法なアニメランキング1位
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (137)
441人が棚に入れました
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。 アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。 そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく。 心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一記が今、始まる!
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いくさの中で

原作未読 全12話

転生貴族、鑑定スキルで成り上がるの2期です。関係性から1期からの視聴をオススメします。

今回は、戦がメインで、鑑定スキルで登用した部下たちの活躍を中心にお話が進んでいきます。

交渉での駆け引きや敵の意図を見破り、逆手にとって攻略したりと大活躍でしたね。

戦死者の家族に1件、1件手紙を出したり、故郷に帰ったときは戦死者の家族にお詫びして一緒に泣いたり、優しさが滲み出るシーンが何度もありました。

こういったシーンは他の作品ではあまり見たことがありません。

戦も一段落して、 {netabare}戦の功績から出世してアルスは故郷に帰ってきます。そしてアルスはリシアと結婚して正式に夫婦となります。

かけがえのない伴侶が出来て {/netabare}守るものが多くなったアルス、まだまだ戦は終わっていません。

3期も決定していますので続きが楽しみです。

OPはPassCodeさん、EDは田中有紀さんが歌っています。

最後に、主人公のアルスは鑑定のスキルの能力を持っていますが、人を引きつける能力も持っていますねw

投稿 : 2025/04/19
♥ : 12
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

北の某国の将軍様!? →「アルス様マンセー!!」がやたら鼻に付く

【レビューNo.168】(初回登録:2025/2/2)
ラノベ原作(なろう)で2024年作品。全12話。
1期の最後の模擬戦がコントのような締まらない出来だったので、戦が本格化
する2期はもう少し面白くなるかと期待していたのですが・・・


(ストーリー)
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、生まれ持った才能「鑑定スキ
ル」を活用して、世に隠れた「逸材」を発掘し、その陣容を整えつつあった。
そして世間ではミーシアン州の次期総督の座をめぐるクランとバサマークの争
いが激化、クラン陣営に馳せ参じるためにアルスも挙兵、戦において次々と武
功を挙げていくのだった。


(評 価)
・戦における緊張感のなさなどいろいろと残念な出来
 「低予算なろう作品」ということで、作画についてはある程度大目にみる点
 を差し引いても、戦闘シーンや軍議など大事な場面であまりにも緊張感がな
 さすぎる。
 ただただストーリーをなぞっているだけというか、話にメリハリがなく視聴
 していてワクワクとかハラハラといった感情が全く湧いてこない。
 これは演出等工夫でどうにかなる部分でしょう!

 この辺は1期のレビューで書いた 
 >「鑑定スキル=情報収集」ってだけの能力なので、人材発掘以外の見せ場
 >が創りづらい → 今後アルス様をどう魅せていくのか?
 この課題に対するアンサーが
 「仁愛に満ちた大将」
 という路線を強く押し出したいという思惑を感じるところはありますね。
 「『アルス様の仁愛(いい人ぶり)』>『戦記モノ』」
 というみせ方にしたいみたいな。
 しかし物語があまりにも"のべ〜"っとした感じなので、どっちつかずの共倒れ
 となってる印象ですね。

 それにアルス様の「仁愛エピソード」も他のレビュアーさんも指摘している
 ように、短絡的でひねりがなさ過ぎてなんか薄っぺらく感じてしまうんです
 よね。


・発掘した人材の活躍も期待外れ
 これも戦になれば「発掘した人材が大暴れ」という展開を期待してましたが
 残念な結果に終わったかなっと。
 特にリーツやシャーロットといった武闘派組は。
 ・リーツ
  戦で戦況を切り開くより、アルス様への過保護ぶりが一層ひどくなったり
  戦いの最中に敵に武術指導を始めたりともうコメディ要員扱い
 ・シャーロット
  特大火焔魔法で敵城の大門をぶっ飛ばすなどの描写もあるが
  (これ位チート能力があればチマチマ作戦を練って攻める必要なくねえ?
   って感じなんですがw)
  とにかく見せ場が少なすぎる
 むしろ隠密行動が得意なファムたち雇われ傭兵団の活躍の方が目立つだろう
 っとw
 しかし彼らも終盤で{netabare}「俺たちもアルス様の配下につき忠誠を誓う」って!?
 これも一気に興醒めしましたね。
 お前ら誰の下にもつかないはぐれ者的な感じがよかったのに、魅力ガタ落ち
 だよ・・・{/netabare}


・見どころはリシアの交渉術だけ
 唯一の見どころは「サマフォース帝国の皇帝への仲介依頼」に関し、キーマ
 ンとなる宰相シャクマとの交渉シーンですかね。
 交渉にはリシアが中心となってあたるのですが
 {netabare}・シャクマは欲深い人間で賄賂は避けられない
  (しかもクランのバカ息子がやらかして不利な状況)
 ・ではいかに賄賂の額を低く抑えるのかと見せかけて・・・
  実はいかに短期で交渉を締結させるかが重要 {/netabare}
 大局とシャクマの人間性を見定めたリシアの交渉術が光る面白いエピソード
 ではありました。

 ただこれもリシアが
 {netabare}・予め高価な服と宝石を購入
 ・土壇場でこの高価な服を脱いで宝石と共に賄賂に上乗せ
 え―――っ、幼女のリシアさんに脱ぎ脱ぎさせるとか!
 しかもリシアさん一応人妻ですよね!?アルス様の前で人目に肌を晒すとか!
 ツイフェミさんが観たら
 「やっぱり日本の男は変態ロリコン!!!!」
 とギャオりそうな案件ですねw{/netabare}


個人的には、薄っぺらいストーリーの中でひたすら「さすがはアルス様!!」
を連呼して持ち上げるという
「アルス様マンセー!!」
がやたら鼻に付く残念な作品だったという印象かな。
「お前は北の某国の将軍様かよ!!」
とツッコミを入れながら観てた感じですね。

3期も決定らしいですが、個人的にはもういいかなっと。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13

easy さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

これは少年の成長物語などではなく、中の人は『35歳+転生後の年齢』である。その2

 ・35歳の中年が亡くなる
 ・記憶を保持したまま子供からやり直す

  - 分岐 -

  ダメ版:35歳中年なのに幼児行動をとる
  納得版:35歳中年としての知性を持ったまま、幼児を演じる

こいつはダメ版、前者です
後者は『幼女戦記』辺りでしょうか

【35歳+転生後の年齢】そんなオッサンが、

「はわわわわぁ~」
「女の子と付き合ったこともないのにぃ」

気持ち悪いのは当たり前だと思うのですけど
だってさ【転生】をテーマにしているジャンルなのだから、
見ないフリしたら無意味でしょう

前期を途中まで見て、薄ら寒い内容でレビューを書く気が無くなり、
それでも何とか全話見たけれど、まとめる価値は無いなと放置した
そういったシリーズの2期ですね

本作『35歳+転生後の年齢』主人公は総合能力が低いのが売りで、
物語世界の神である作者曰く「善人ぶった」偽善が武器となっています

例えば2人目の勧誘対象、サイトのサムネでは主人公の上部中央にいる、
主人公相手にひったくりした女のセリフですが、
こいつはこいつで、貧民である自分を勧誘した貴族の主人公に対して、
「いい人アピール」と罵倒した直後『盗みは孤児を養うためでーす』
『いい人アピール』を自ら実践、ダブスタ失笑プロットとして披露しました

『いい人アピール』という言葉を繰り出しているのは作者であり、
作者の考え方は、この煽り言葉とダブスタ失笑プロットに表れている

今回もまとめて書く気は無いのですけど、
35歳オッサン幼児の前提を思い出しただけで拒否反応が…

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3

69.0 2 ワクワクで魔法なアニメランキング2位
魔王2099(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (115)
381人が棚に入れました
未来すらも支配せよ 己が魔王であるために 統合暦 2099 年――新宿市。究極の発展を遂げた未来都市に、伝説の魔王・ベルトールは再臨した。巨大都市国家の輝かしい繁栄と......その裏に隠された凄惨な“闇”。新たな世界を支配すべく、魔王は未来を躍動する!第 33 回ファンタジア大賞――異次元の《大賞》受賞作、遂にアニメ化決定!

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界観は面白く作画も良好。でも…地味。特に光るところがない。

1話感想 3.8 世界観は面白く作画も良好。興味はあるが…
地球とファンタジー世界が融合した世界に、ファンタジー世界で500年前に封印された魔王が復活したが、なろう系とは違って魔法が廃れている世界ではなく、もっと発展していて魔王が雑魚扱いされる展開。

世界観はなかなか面白く作画も良好。
興味は持ちました。
しかし、文句無しに視聴決定、とはならなかったのは、あまり主人公を好きにはなれなかったせいか。

主人公は不死者だそうで。でも勇者相手には殺されたわけ?
不死者の定義が良くわかりませんが…。
価値観が人間と違うせいかイマイチ共感できませんね。
部下に裏切られて気の毒、なのかもしれませんが、500年も封印されていて部下はその間外で生きていたのだから、そりゃ色々あるでしょう。

問答無用で従えと横柄になる方がどうかしている。
後はちゃんと部下の言うことを聞かなかったり、自分の力を過信していたのはわかりますが周囲が意味不明な状態なのにきちんと情報収集をしないところなど…。
でもこれは、過去圧倒的強者だったら警戒しないのは仕方ないかな。

まあ事情はわかりますが、でも好きにはなれませんでした。
なので評価は高いのですが、見るかどうかはまだ迷っていますね。
でも高優先順位にしたいところです。

全話感想
なかなか良かったと思います。
まあだから見たのですが。
作画は良好。内容もそれなりに面白く…。
まあ、安定して普通には楽しめました。

でもまあ、苦言を呈すなら… 地味でしたね。
うーん、主人公が不死だからピンチらしいピンチもなく、かといってなろう系のような爽快さだけを重視してただ楽しめるようにしてくれているわけでもなく。
魔王なのに配信者、というのも面白い設定なのに、主人公に数という力を与えただけで用済みなのか。
配信者であることが設定的に生かされることは無かったですね。

悪くない止まりで、特別な面白さはなかったです。

結局最初にキャラがいまいち気に入らなかったわけで、その通りでしたね。
どんな内容でも好きになったキャラなら楽しめますし、そうでなければどうでも良くなってしまう。
結局ベルトールを好きになれませんでした。でもマキナが可愛いのでかろうじて見れたってところですね。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

サイバーパンクな魔王復活物

かつて勇者が魔王を倒したファンタジー世界と、機械文明世界“アース”が融合。
融合世界にて転生した没落魔王が、再び支配者に返り咲くため、近未来の東京にて、
レトロゲーム実況動画配信で“信仰力”を集め、成り上がりを目指したりする、
同名ライトノベル(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
勇者が魔王倒した後で云々、魔王が復活して云々。
このジャンルに対して私は王道から逃げているのでは?という疑念を抱きがち。
よって本作も視聴当落線上で躊躇していましたが。
一方でサイバーパンクは好物ということもあり放送途中から後追い視聴。

見始めてみると、魔王が、悪逆非道な恐怖で下々に圧政を敷く、絶対支配者タイプではなく、
部下想いの漢気のある存在だったこと。
そもそも、本作における魔王VS勇者というのが勧善懲悪ではなく、
不死の支配者である魔王が、定命(じょうみょう)の人間世界を背負って挑んで来る勇者を受けて立つという構図。

魔王ベルトールと勇者グラムの間には、高次元で死力を尽くしてぶつかったからこそ、通じ合える、
強敵(とも)の絆があり。
かつてのファンタジー世界の価値観も廃れた、電子荒廃都市の堕落を憂う視点も共有。
その上での、{netabare} 魔王と勇者の共闘が渋くて熱かったです。{/netabare}

私にとって不得手なジャンルでも、味付けが好みに合ったのか美味しく頂けました。


全体構成は、2部構成。

7話までが原作1巻“新宿編”で、魔王に不敬を働きまくった元・六魔侯・マルキュスにリベンジを図る。

12話までが第2巻“秋葉原編”で、“電脳魔導都市”秋葉原の魔法学園に転向、潜入した魔王一行が、高校デビューしつつ諸問題の解決を目指す。

正直、キリが良い所までと考えたら、“新宿編”を追加エピソードやアニオリで補強して1クールやった方が上策だったのではとも思いました。
というより、今やTVアニメも配信で観る人増えているのだから、7話半クール完結のアニメがあっても良い気もします。

もっとも私はサイバー秋葉原も堪能したかったのと、
“ひじき”こと緋月のキャラが、金髪美少女ハンターの私のセンサーに反応したので、
“秋葉原編”も余興のOVAみたいな感覚で楽しめましたが。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・J.C.STAFF

ファンタジア大賞のアニメ化は商業的にあまり成功しない?
ジンクスを背負った諸作品の中では、まだスタジオに恵まれた部類。

が、同スタジオも2024年秋は、終盤放送延期した『ダンまち』5期も含めた5作も元請けし、
本作も割かれた作画兵力は潤沢とは言えません。

料理の作画も凡庸。
ただ、序盤、力を失った魔王が忠臣マキナのボロアパートに身を寄せた際の粗末な食事は、
作画カロリーの低さも相まって妙な哀愁が漂っていて良かった?ですw

思い返せば、あのボロアパート。
再起を目指して寄り添うベルトールとマキナの素朴さが、
私は一番味わい深かったですね。
{netabare} あそこをマキナ拉致ついでに爆破させたマルキュスは、やはり万死に値しますw{/netabare}


ただし、限られた作画カロリーの中でも懸命に演出しようとする意志は感じました。
バトルシーンでも、アングルを工夫しつつ、瞬間移動の如き映像で、最小限の枚数で高速戦闘を表現してみたり。
あとは、{netabare} 女神の依代となり、自らとは異なる意志の介在に苦悩する緋月の心象世界とか。{/netabare}

何よりサイバーパンクな新宿、秋葉原の蛍光色重視の背景はテンション上がりました。
また電脳荒廃都市・新宿の東京都庁みたいなきらびやかなツインタワービルを眺めていたら、
昨年の都知事選でも争点となり物議を醸した、
億単位の予算を投じた東京都庁ライトアップを思い出してジワリましたw
誰もが魔法を使える近未来が到来するまで、
金を喰う都庁ライトアップは控え目になさっては如何?とか思ってみたりw


【キャラ 4.0点】
魔王ベルトール。
底辺でも逆境でも常にマイペースなのが彼の威厳であり、笑点でもありw
一番可笑しかったのが、{netabare} 秋葉原編、緋月とのラッキースケベ混浴シーン。
普通なら男の主人公もヒロインの裸を前に狼狽える所。
が、ベルトールは恥じるどころか、余の美しい肉体を見よと陶酔し、
一方的に赤面するのは緋月だけという一風変わった混浴カットでしたw{/netabare}

敵キャラではマルキュスの秘書・木ノ原が渋くて私好み。
ちょっとズレてる感じでカタコト英単語連発する真面目美女が、スーツ姿や“マギノギア”装備で刀剣を“雷光抜刀”する姿がグッと来ます。
{netabare} 錆びついた大剣を振り回す勇者グラムとのマッチアップは、
新旧の価値観が交錯する舌戦も含めて、デリシャスでした。{/netabare}

自称天才美少女スーパーハッカー・高橋。
魔王周りでは貴重な定命の人間キャラ。
電脳都市のナビゲート役として、会話劇の起爆剤として。
作者も使い勝手が良いと語る潤滑油キャラ。
こういうキャラが一体いると便利だなと私も感じました。


【声優 4.0点】
主演・魔王ベルトール役の日野 聡さん。
一人称は余。コミカルでもシリアスでも形態変化しても、
威厳を意識したという演技で作品を支配。

魔王を甲斐甲斐しく世話するマキナ役には伊藤 美来さん。
魔王復活を待ち続けて苦難に耐えた日々をベルトールに労られた際に涙する演技などは特に、
忠義と思慕が滲み出ていて好印象でした。


新宿編ラスボス・マルキュス役の松風 雅也さん
誰もが複雑な詠唱なしに魔法を操れる夢の後頭部挿入デバイス“ファミリア”を開発販売し、
新宿の支配者に成り上がった元・六魔侯。

魔王に不敬なマウント芸を働くデカ過ぎる態度から、
不利になると小物感を丸出しにする。
『半沢直樹』バリな痛快復讐劇を演出したのは松風さんの好演あってこそ。

やはり魔王役・日野 聡さんと互角に掛け合えるのは勇者役の浪川 大輔さんぐらい。
マルキュスでは力不足でしたw


あとは秋葉原魔法学園・学師・マグロいやwマグ=ロサンタ役・日笠 陽子さんの、
絶妙なカタコト感とか。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は加藤 達也氏。
融合世界が舞台ということで、王道ファンタジーなピアノ&ストリングスから、
近未来SFなテクノ、エレクトロまで幅広い対応が求められましたが、
同氏は時に、バンドサウンドやボーカル曲も交える流石の守備範囲で魅せてくれました。

OP主題歌はシユイ「ホロウ」
『水星の魔女』のED「君よ 気高くあれ」でSFタイアップ力も実証済みの同アーティストによる良バラード。

ED主題歌はsekai「スピラ」
静かな電子音のイントロが、どんなパターンの引きにも好対応し、EDを守り抜いた佳作バラード。
こういうEDの仕事。私は評価したいです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 14

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

タイトルから堅い作品を想像したが、蓋を開けてみれば異世界版「はたらく魔王さま!」?w。

>3話まで視聴して
原作未読です。

予備知識なしでの視聴だったので
タイトルから、すごく禍々しい内容なのかな?。とおそるおそるの視聴開始でしたが
観進めていくうちに

あれっ?。これ「はたらく魔王さま!」では?とw。

もちろんキャラが全然異なるので同じ訳はないのですが
基本的な構造・骨組みに共通部分が多いですね。

もし、「はたらく魔王さま!」(1期)の続編がうまくいっていたら
「なんだ二番煎じか・・・」
みたいな感想になってたかもですが
自分の場合は、完全な消化不良状態になっていたため
むしろ本作の登場は大歓迎でした!!。

作画自体もスタイリッシュですが、近未来感のセンスも良き♪。
ちょいエロはあっても、度が過ぎないところも好感。

ヒロインの健気な感じがグッとくるし
主人公の動画配信も、何気に楽しい。
勇者のキャストが浪川さんということもあり、今後にも期待が高まる^^。

個人的に、こちらも今期のダークホース。
 
 

投稿 : 2025/04/19
♥ : 9

64.2 3 ワクワクで魔法なアニメランキング3位
アクロトリップ(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (65)
181人が棚に入れました
みつけた、熱くなれるもの(魔法少女)をー祖父のもとを訪れた地図子は、街を守る魔法少女・ベリーブロッサムと出会い、たちまち夢中に。 しかし、敵対する悪 の組織「フォッサマグナ」総帥・クロマの攻撃があまりにもパッとせず、2人の戦いは見応えゼロ。もっと、ベリーの活躍を愛 でたい地図子はモヤモヤを募らせていく・・・。 「魔法少女をもっと輝かせたい・・・強いてくれ、苦戦を!」 その欲望(?)が、内気な少女を悪の路に導いてゆく―。

声優・キャラクター
伊達地図子:伊藤美来
クロマ:島﨑信長
ベリーブロッサム=乃苺佳寿:水瀬いのり
マシロウ:河西健吾
大溝芭隆:森久保祥太郎
心亜:花井美春
月:沢城千春
ヒュー:子安武人
おじいちゃん(伊達翠京):相馬康一
クマ怪人:亀山雄慈
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

今思えば24年のアニメで一番印象に残ったのは本作だったかも。

 2025年も1か月が過ぎ2024年の作品で見返したいのは何かなと思った時、真っ先にこの作品が思い出されました。続いて「終末トレイン」かなあ。25年冬が不作なので、見返していたらリアルタイムよりもはまってしまいました。

 本当に面白い。なんでしょうね。地図子もベリーブロッサムもクロマもマシロも皆主体性があるような流されているような感じ。人間の弱さと願望にものすごく人間臭いリアリティがあるんですよね。

 特にベリーブロッサムが可愛いのはあるんですけど、キャラ造形が平凡なようで独特で不思議な魅力があります。それは、何となく生きづらい少女のカリカチュアであると同時に本質でもある気がします。加えて、まっすぐな性格がいいんですよね。ゴミ拾いをしているシーンで不覚にもジーンとしてしまいました。その滑稽なまっすぐさに、エロを排除した視点であこがれる純粋な気持ちはあるんですけど、並列して倒錯的なマゾヒズムも感じるというか…

 それを熱狂的な視線と少し冷めた視線との両方で地図子が見ている感じが素晴らしい世界観を作り出しています。そう、全員に共通するのがこの不思議な同時性というか2面性というか…唯一ぶれないのがおじいちゃんというのが計算なのか偶然なのか。

 全体的にわけのわからないこの世の中の縮図のようななというか…正義と悪のマッチポンプというテーマ性も面白いです。
 作品の構図はまどマギのパロディなんでしょうけど、そこから意味性を排除したことにより、かえって人間にリアリティがあるというか文学性があるというか…

 もちろん「まほあこ」でもあるんでしょうけど、あちらが魔法少女を構造的に分解した上で再構築したようなエロパロディとしての完成度の高さがあるなら、こちらは魔法少女の脱構築が奏功しているというか…その証拠が最終回の温泉回です。あの宴会でものすごく満足したんですよね…我ながら言語化できない分析力の無さにじれったい思いがあるんですけど。

 そしてなぜかアマゾンで全巻ポチッてしまいました。マンガを読んで何かつかめたらもう少し追記します。




以下 以前のレビューです。


正義と悪のマッチポンプに何を見出すのか。非常にいい最終回でした。

 妙に気に入り最後まで見ました。そして、最終回は何も明かしていないに等しいですが、そこが良かった気がします。

 正義と悪のマッチポンプが作品を通じてずっと描かれてきました。悪がいるから正義がいるのか、正義の存在のために悪が必要なのか。オオミゾテクニカという企業が何を考えて悪の組織をやっているかわかりませんが、悪と正義を生み出している謎の正体がその企業にある。これらは資本主義社会そのものと言えるし、世界情勢とも重なります。

 オオミゾテクニカというのはオーディオテクニカのもじりですが、オーディオテクニカが何の企業だかわからないという経験が原作者にあったのかもしれません。
 名前だけは知っている。じゃあ、何してるの?という感覚ですね。有名な企業だけど名前しかしらない。名前も知らないけど重要な企業。そういうなんだかわからない企業社会と、正義と悪がなぜ必要かの意味が重なってくる気もします。

 あるいは、最終回で描かれた皆仲良く宴会している様子です。ここに人間関係というのは、理由がいるのか?という構造も入ってきます。特にベリーブロッサムは何もない女の子です。正義が無ければ、趣味も友人もいなさそうです。その何もないベリーブロッサムに意味のない悪で存在意義を与え、あこがれる少女ダンテ(地図子)というファンであり敵を生み出す。

 母親からの電話をなぜ宴会の途中に入れたのか。そこに地図子の今の内面が見えてくる気がします。

 咀嚼すると味が出てくる非常に面白い話でした。ドキドキワクワクで、エンタメ度が高い話ではないですが、毎回妙に考えさせられました。特にベリーブロッサムの描写が秀逸で、空っぽなのに存在感がの強いキャラ性が何かを象徴している感じがありました。

 それともう1つの構造。創作物における魔法少女ヒロインとは何か?ですね。正義と悪のマッチポンプの問題とも重なりますが、その存在意義や活動に意味が無いような話を皮肉っているともとれます。
 草津であることは、アニメにおけるご当地物の描写を揶揄する皮肉もある気がします。それと草津温泉はエセフェミの問題があった町ですからね。いろんな意味が重なってくる気がします。

 毎週楽しませてもらいました。不思議なよくわからない感覚がありながらも、考えさせられるきっかけがある作品になっていると思います。




1話 メチャメチャ面白いんですけど?目のギザギザだけ気になる。

{netabare} 冒頭の軽トラのキンコンは頭文字Dで有名ですが、1986年に廃止されています。そして、おじいちゃん宅は黒電話です。おじいちゃんの家が古くて質素と言いたいのかなあと思うと、一方で、台所をはじめ部屋は綺麗なのが、ちょっとよくわかりません。
 軽トラのキンコンは80KM以上です。田舎だからスピードが出せるという設定かなと思うと結構大きな街の描写です。医者が不便でイオンに人が居ないのは田舎の象徴ですが、その割にビルが立ち並んでいます。中学校も大きいです。このチグハグさがあって設定が良くわからず、その演出意図(あるいはプロップデザイン?)は微妙かなという気がします。

 ただ、面白いんですよね、滅茶苦茶。話の展開はもちろん、テンポがいいのが効いているいると思いますが、演出が作り出す面白さも大きいので、演出がいいのか悪いのかよくわからないです。
 見ていると、説明がなくてもどこで何をしているかわかる背景描写、無駄な展開、カットの切り替えの工夫などが素晴らしいと思います。レベルが高いのか低いのか、バランスが良くわかりません。

 目のギザギザが気になりますけど、作画については人物の作画は結構ちゃんと動いていて、絵が綺麗なだけの一見作画が良い作品よりも動いていました。

 気になるのがイオンモール?での黒髪のスーツの男と青髪の童女がなんなのかですね。対立組織なんでしょうか。(追記 キービジュアルにいました)
 それとTVでやっている有名な魔法少女をいままでヒロインは知らなかったの?という部分です。そこはローカル局であることを演出でちゃんと見せましょう。それともヒロインとの出会いのころは無名で有名になってきたということなんでしょうか。どんどん強くなっているらしいですからね。

 あまり魔法少女本人のキャラを深掘りする感じではなく、悪の組織内部のワチャワチャを楽しむ話に見えます。魔法少女側の堕落とかも見たいですけどね。これがどんどん右肩下がりになるのか、上がっていくのかが問題です。

 ファン故に魔法少女の苦戦を望むヒロインなどは「まほあこ」を想起する展開ですが、調べると原作連載はこっちのほうが早いんですね。

 制作会社のVoilは新進のアニメ制作会社みたいですが、頑張ってほしいです。{/netabare}


2話 想像以上にくだらないけど、毎週見ます。

{netabare} 想像の10倍くだらないですね。1話で真面目にレビューしたのが恥ずかしいくらいです。

 ただ、面白いんですよね。最近あまり見ないボンボンとかコロコロ的感性ですね。そう、これは完全に感性の問題ですから、何が面白いかというのは難しいです。これを言語化できればなあとは思います。たぶん、毎週1回見るから良いんでしょう。連続で見るような作品ではないですね。 {/netabare}


3話 そこはかとなく面白い…ちょっとベリーブロッサムが気になります。

{netabare} 年齢層が分からない…ということはないですよね。「りぼん」なんですから。全5巻ですから少女・女児向けとしては長いですよね。5年間続いています。
 TV放映だとMXだと22時から、ATーXで23時から。そしてBS日テレは0時30分から。うーん…なぜ作ったのか?企画プロデューサーは何を狙ったのか。それが気になってしょうがないです。

 エロも萌えもありません…いや、ある意味では萌えかも…私はちょっとベリーブロッサムのキャラ造形が気になってしょうがないです。あとじいさんですね。じいさんが超越的な存在…ジョーカーな気もします。

 そして不思議な面白さ…本当に不思議ですけど、そこはかとなく面白いんですよね。本当に不思議です。{/netabare}


4話 悪が無ければ正義はどうなる?いいですね。ぜひ深掘りしてほしいです。

{netabare} 「宇宙戦艦ヤマト」の古代は「さらば…」で輸送艦の艦長をしていました。「機動戦士ガンダム」の1年戦争の英雄であるアムロは半分幽閉状態となりました。つまり、悪がいない力というのは邪魔ものでしかありません。あるいは悪がいるからこそ輝く存在でもあります。言い換えると平和に生きられない英雄たちです。

 これは古代中国から連綿と続いています。為政者にとって力とは恐怖でしかありません。

 アニメにおける正義と悪の描き方はどんどん進化してゆきます。「エヴァ」「デスノート」「まどマギ」。「サイコパス」や「ガンスリンガーガール」はいいところまで行きましたが、正義と悪について言えば内容が残念でした。
 その「サイコパス」と「ガンスリ」を上手く翻訳したのが「リコリスリコイル」だった気がします。見せかけの平和に対するバランスとして悪が必要というのが真島の主張でした。70年代から正義と悪についての描き方は随分と進化しています。

「悪がいなければ正義はどうなる?」これは、深いテーマです。歴代の魔法少女ものでも「悪」が無ければ異能が使える異端者がいるだけです。そしてまた、武器商人の理屈にもなります。そして、力による無理やりの平和は正義なのか。あるいは人間には正義と悪が必要なのか。

 本作のベリーブラッサムはその矛盾を非常によく表現していました。彼女にゴミ拾いをさせたのは素晴らしいと思います。そしてあの表情。なかなか深いなと思います。

 題名が「悪(アク)」の「路(ロ)」を行く(トリップ)ですからね。当然これが主題となるのでしょう。悪路はぬかるんだ道でもあり、また、アクロには「つなわたり」の意味もあるそうです。つまり、地図子の不安定な立場もダブルミーニングがあるのかもしれません。
 そういえば地図子という不自然な名前の意味もどういうことなんでしょうね?

 くだらない話ではありますが、この作品…というよりベリーブロッサムに不思議と引き付けられます。「まほあこ」もこの正義悪の対立構造をベースにしていましたね。やっぱりアニメの爛熟期だけにこういう不思議な魅力がある作品が時々でてきます。 {/netabare}


5話 今季で一番面白い…のか?ベリーブロッサムが可愛すぎる。

{netabare} ベリーブロッサムが可愛くてしょうがないです。ああいういい子は生きづらいですよね。わかります。その断れない性格にちょっとマゾ気質を感じます。あのネコ的なものはキュゥべえなんでしょうけど、何をたくらんでいるのか。

 お地蔵様のシーンとか可愛くてたまらなかったです。あと、猫にミルクを飲ませるのがギャグなのかどうなのかが分からないのもいいですね(本当は猫はミルクでおなかを壊すことがあるのであまり与えない方がいい)。

 また、正義と悪のマッチポンプがいい具合にシュールギャグになっているというか、ある意味哲学的というか…この辺やっぱり「まほあこ」との共通点を感じます。

 すっかりこの作品の魅力に取りつかれてしまいました。今回、バタバタしてまとまりがない話だったんですけど、一番面白かったです。{/netabare}


6話 孤独は何よりも辛い…ちょっと「聲の形」を思い出します。

{netabare}「聲の形」をちょっと思い出しました。孤独というのは何よりも辛い。だから、いじめられていてもコミュニケーションをとってくれるなら、黙って見ている聴衆よりも近い存在である。そこがあの作品の冒頭の意味でした。

 悪事を働く。この正義と悪のマッチポンプが孤独を癒すものだとしたら、つまり、自分の存在確認だということでしょうか。逆に言えば、悪に落ちるきっかけは孤独ということでもあります。正義と悪が錯綜して助け合うのも、同じですね。そこにコミュニケーションがあるということで、それを壊す本来的な悪はノイズでしかありません。

 あるいはもっと言えば宗教テロを起こした彼の集団の人はみんな頭が良かったそうですね。クロマの性格造形に共通点を感じます。

 そして、クロマの発言に真っ赤になるベリーブロッサムは人とのコミュニケーションが苦手なのでしょう。

 クロマもベリーブロッサムもどこか哀愁があります。ヒロインの能天気なファンであることよりも内面的な闇があるというか。猫の正体も何となくわかりましたね。

 浅いようで深い…というのは錯覚かなあ?錯覚だとしても、物語としては面白いです。 {/netabare}


7話 意味が分からないから考えるという物語体験の機能が働いている

{netabare} 浅いのか深いのかまったくわかりません。眞嶋の感情はなんとなくリアリティがある気もしますし、コンプレックスの変形というか人間のエゴとか狡さ、堕落みたいなものも感じます。とはいえ、単なる不条理ギャグの出来損ないに見えなくはないです。

 このまま意味性を持たなければひょっとしたら純文学になる気もしますし、テーマ性があるとすると悪にあこがれる心理を丁寧に描いている気もします。その辺はやはり咀嚼しないとわかりません。

 本作が1クールで結論までたどり着くのかどうかまったくわかりませんが、「わからないから考える」という本来創作物が持つ機能が忠実に働いている気がします。実は物語の体験でこれがかなり重要です。この作品は何がいいたいのか、何を体験したのかを咀嚼することでその作品が記憶に残りますし、自分の人生の一部として内面で活きてきます。

 サラリと全部説明する作品を私が嫌うのは、この物語体験ができないからです。それは浅い深いの問題でなく、受け取り手がどういう態度でアニメを始めとした物語との向き合い方をするのかの鏡となる、というと言いすぎかなあ。{/netabare}


8話 滅茶苦茶の様で整合性があるので、ギャグというよりコメディかなあ。

{netabare} 新キャラ2人出して何をしたいんだろう?という感想を持ちました。もう8話なのに。ただ、やっぱり面白いんですよね。新キャラの使い方はメチャクチャのようで整合性があります。
 つまらないのが面白いとかいう反語的意味や、メタ的視点から見た物語の脱構築というわけではないです。今回は間というかズラしというかそこが上手く機能してたかなあ。

 不条理に近い無意味さはやはりどこかで感じますが、それほど病的なものは感じません。不条理と言えば「ねこじるうどん」「コジコジ」などでしょうけど、ああいう異常性は感じません。その点ではボーダーラインよりもかなり正常に近い変わり者というレベルです。だからこそ安心して見られるという気はします。

 そういうどこか整った感じがあるので、ギャグの面白さよりもむしろエピソードとキャラを楽しめています。したがって、実はギャグではなくコメディの気もします。流れに意味性が強くありますので。{/netabare}


9話 意味がますますわからなくなってきました。

{netabare}  なんだかもう意味がわかりません。面白くないという意味ではないのですが、これで1クールどうするんだろう?という気がしてきました。まあ、素直に面白がっていればいいのかもしれませんけど。

 日常の中にある正義と悪という感じだけは意味としてはありますけど。{/netabare}


11話 レゾンデートル的な問いかけを強く感じます。

 悪とはなにかを地図子は自問自答します。その問いはどうやったら悪に見えるか?という浅い問いかけです。ですが、その直前にベリーと2人で過ごす時間がありました。正義のために悪を行う。つまり、ベリーがいなくなれば悪を行う意味がない。これが面白い構造ですよね。

 それを補強するのが、マシロウです。悪から正義になった。その理由が復讐だとしたら?存在価値・レゾンデートルだとしたら?そう、マシロだけでなく、主要な登場人物にこのレゾンデートルの問いを強く感じます。その行為に意味はあるのか。その意味は誰のものか、ですね。

 1話からずっとこの視点でこの作品を見ていますが、個人としては一般人かそれ以上に道徳心が強い地図子がその立ち場にいるのがいいんですよね。こういうテーマなんだか構造としていれたのかわからないけど、作品の根っこの部分に考えさせるのがいですね。


 
 
 

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

魔法少女に憧れる内容ですね。うーん、悪くはないのですが…

何か聞いたことあるタイトルだと思ったら、ドヤコン… げふんげふん。
まあ気にしないでいきましょう。

少女漫画なら微妙かな、とややテンポも悪いし絵柄的にも好みじゃないし…。
と、少々冷めて見ていたのですが、テーマがはっきりしたら一応興味が出てきました。

魔法少女のファンの主人公が、悪の組織の参謀としてスカウトされるわけですね。

…何か「魔法少女にあこがれて」「かつて魔法少女と悪は敵対していた」あたりと被っている部分が見られますが。
別にパクリってわけじゃないです。

うーん… まあ、悪くはないですね。
ただ、設定が悪くないからって面白くなるかは話は別。

魔法少女にあこがれてほど男性が見て面白い話にはならないんじゃないかな…。

基本は悪の幹部とのラブコメ?
そっちも別になぁ。
別に設定等は悪くはないですが、いちいち男性が見るほどの内容ではなさそうに思いました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

後半失速気味なギャグアニメ…。もっと突き抜けても良いのに。

 最終話(12話)まで観ました。2024.12.23

 敵味方みんなで草津温泉へ!みんなで仲良く楽しいね!孤独な少女だった伊達地図子にも居場所が出来た様です。

 伊達地図子目線からすれば、魔力とは何なのか?マシロウとは?フォッサマグナとベリーブロッサムは何のために戦っているのか?等の設定をぶん投げたまま回収しないくても何の問題も無いのですが、外野の視聴者的にはコレで終わり?感があります。

 伊達地図子の成長と居場所を求める物語にギャグで味付け的なアニメなので、突き抜けた展開はありません。エチエチ路線のまほあこや、グロ全開のまどマギとは似て非なるもので、コレはコレで良いと思います。

 ただ、アニメとして面白いかと言うと…、子供向けな印象が強いです。深夜アニメとしてやる必要は無かった気はします。

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 7話まで観ました。2024.11.19

 主人公の伊達地図子、悪の組織の参謀にスカウトされ、愛してやまない正義の魔法少女ベリーブロッサムと戦うことに…。

 勢いで押す系ギャグとして、面白くなりそうだなぁと期待した時期がありましたが、どうも後半雲行きが怪しいです。

 皆様のレビューにもありますが、何か面白く無いんですよね。ギャグとしても、シリアスとしても中途半端です。

 特に7話で悪の総裁クロマと魔法少女のマスコット、マシロウの因縁が描かれますが、どうでも良いです。魔法少女なんて言う荒唐無稽なものの存在に、整合性を持たそうとすると、まどマギ路線にならざるを得ませんが、どの方向を向いているのかな?

 伊達地図子が良い子ちゃんかつ常識人のままで、突き抜けた部分が無いので、まほあこ程のインパクトも無く、クロマやマシロウもそこまでキャラが立って居ない…。

 このまま低空飛行微温ギャグ路線を継続されると流石に観るに堪えません。何かテコ入れが欲しい所ですね。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 4
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